京都のおいしいもの
2016年 01月 28日
有名な老舗の暖簾をくぐる機会は
その近くに住んでいる人にとって、実はあまりないことかもしれません。
京都を去る友人の送別会にと、京都・五条の半兵衛麩を訪れました。
元禄二年の創業の半兵衛麩。
茶房では麩料理「むし養い」をいただけます。
むし養いとは、空腹を紛らわすこと、なのだそう。
メニューはこの一種類のみ。
笹竹麩、煮もの、麩饅頭、田楽
このほか酢の物や佃煮、おかき感覚の素揚げ、白みそ仕立てのお吸い物など
たくさんの麩料理が膳に上がりました
半兵衛麩をあとに、河原町まで上がっていき、「sou・sou在釜」へ。
sou・souというと、私は手ぬぐいが一番に浮かんでくるのですが、
オリジナルテキスタイルを使った足袋やお洋服なども。
在釜周辺には、子供服、足袋、和服などsousouのショップがずらりと並んでいます。
在釜周辺には、子供服、足袋、和服などsousouのショップがずらりと並んでいます。
「和菓子になったテキスタイルデザイン」がコンセプトのsou・sou在釜。
店内も伝統的であるようで、モダンな個性的な空間でした。
箒で囲まれた個室でいただいたのは、風神雷神図をモチーフにつくられた和菓子とお抹茶。
雷神の稲妻は柚子羹。上に乗ったキャンディーが口の中でぱちぱち弾ける驚きの仕掛け。
風神の雲はギモーブで、中にはお屠蘇風味の白あん。亀屋良永さんのお菓子だそうです。
下絵となっている風神雷神図のはがきには、フィルムが敷いてあって、
下絵となっている風神雷神図のはがきには、フィルムが敷いてあって、
食べた後には持ち帰ることができました。
京都気分の〆に、村上重で千枚漬けを買って帰りました。
送られる方より、送る側が満喫した一日だったかもしれません。
by boxstudio85
| 2016-01-28 18:26
| あるく